ちいさくても命です

ハムスターやマウスをお迎えするのは、
犬や猫よりも敷居が低いかもしれません。しかし、一度家族の一員として迎えた後は
責任を持って、その生き物にあったお世話の仕方をする必要があり、また初期費用が安くても
毎月飼育する上での費用がかかります。(餌代、床材代、その他用品など)
お医者様にかかれば、愛ハム、マウスを何十匹も購入できる位のお金がかかる事もあります。
家族の中にアレルギーの方や、反対する方はいませんか?
ちゃんと飼えるか、家族と自分自身でよく考えたうえで、お迎えください。
この子たちの寿命は2〜3年です。

小さい犬や小さい猫ではありません

ハムスターやマウスは、とても小さくて臆病な生き物です。
この子たちの「慣れる」は犬や猫の「慣れる」とは違うことだと考えてください。
もともと、特にハムスターなどは単独で行動する生き物です。
大人になってからの仲間とのなれ合いはありません。
人間になでられて嬉しい生き物ではないという事が基本です。
「しょうがないから触ってもいいよ、君はご飯くれるし痛い事しないから」
そう思って我慢しているかもしれません。
過度なスキンシップは、小さなこの子たちにストレスを与える可能性があります。
そっと、優しく見守り・・生体を理解した飼育をしてあげれば
この子たちは御機嫌で長生きしてくれるかもしれません。

家族に迎える決心がついたら

マウスとハムスターは、基本的には同じような飼育用品、同じような飼い方で飼育できます。
種が違うので若干の違いは現れますが
どの種類、毛色、毛質の子がいいか。
複数飼育したいのか。繁殖する場合はその後の事(増えた後の事)も考慮したうえで
どの子にするのかを決めるといいかと思います。
ハムスターは基本単独飼育です。特にちいさきもの倶楽部で主に扱っている
ゴールデン(シリアン)ハムスターは、怪我をしたり最悪命にかかわる喧嘩をしますので
性別問わず単独飼育が絶対条件です。
複数飼育する場合は、頭数分のケージが必要とお考えください。
マウスは、♂同士は喧嘩をすることが多く、♂は単独飼育ですが
♀は一緒に仲良く暮らせる事が多いです。特に親子、姉妹など小さい時から一緒の場合は
ほぼ問題はないでしょう。 ♂と♀は一緒のケージで飼えますが
どんどん子供が増える可能性があるため、お勧めしません。
また連続出産は♀の体への負担が大きいので、繁殖をする場合でも個別にできる環境が必要です。
また、マウスとハムスターでは匂いが違います。
基本、マウスは独特のマウス臭がします。これは、フィルター付きのケースなどで飼育し
こまめに掃除をしてやる事で軽減しますが
ニオイに特に敏感な方は、マウスよりハムスターの方をお勧めします。
(私は、マウス臭が割と気にならない・・・というかそれもマウスの証?なので可愛いと思いますが)

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